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和洋折衷もなかのあんぽーね

「あんぽーね」を知っていますか?その特徴とは

「あんぽーね」とは、「あんこ」と「マスカルポーネチーズクリーム」を自分でもなかの中に詰めて食べる和菓子のことです。
さまざまなテレビ番組でも取り上げられたことがあり、一度食べれば人におすすめしたくなること間違いなしのお菓子です。

その特徴は、何と言ってもあんことマスカルポーネチーズの驚くべきマリアージュです。
あんこと相性が良いものを思い浮かべた時に、真っ先にマスカルポーネチーズを挙げる人がどれだけいるでしょうか?
意外にも、マスカルポーネチーズは実はあんこにぴったりの食材なのです。

ただでさえ相性の良いあんことマスカルポーネチーズですが、一緒に食べた時に和洋折衷の最高のマリアージュにさせるため、あんこは少し塩味をきかせ、マスカルポーネチーズにはクリームチーズを加えてあんこに負けない風味を出しています。
それらを詰めて食べるのが、サクサクのもなか。
香ばしいもなかが、あんことマスカルポーネチーズをまとめるのに一役買っています。

あんぽーねの歴史・由来をたどると

あんぽーねは、京都のサザエ食品が運営する「京都銀座あのん」で誕生し、2015年に販売が開始されました。
和菓子が有名な京都ですが、あんこを使った和菓子は賞味期限が短く、手土産として買って帰っても渡す頃には賞味期限が切れてしまうのが難点でした。
そこで、遠方の方へのお土産にもふさわしいような日持ちのするあんこのお菓子を開発すべく生み出されたのが、あんぽーねです。

あんことマスカルポーネチーズクリームは瓶詰されていて、もなかは袋詰めされています。
そのため、日持ちの良さが実現しました。

お気付きのように、あんぽーねはあんこの「あん」とマスカルポーネの「ぽーね」を組み合わせた商品名となっています。
あんことマスカルポーネチーズが出会うことによって生まれた新しい美味しさは、クセになる人が続出しました。
現在では、京都に来たら必ずお土産に買って帰るという人が続出しています。

あんぽーねのこだわりの原料とは

まずあんこに使用される小豆ですが、これは長年おはぎなどを製造してきたからこそ厳選できるこだわりのものです。
マスカルポーネクリームに使用される2種類のチーズは、いずれも国産のものです。
もなかに使用しているのは、滋賀県産のもち米「滋賀羽二重糯」です。

薄くてサクッとした歯ざわりながらも、噛めば噛むほどもち米の甘さが感じられる香ばしいもなかに仕上がっています。
自分であんことマスカルポーネチーズクリームをもなかに詰めることができるので、その過程も楽しむことができます。
あんことマスカルポーネチーズクリームの配分を変えながら味わえますから、自分好みの配分を見つけてみませんか?