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羊羹には見えないジャズようかん

ジャスようかんの特徴とは

和菓子が好きな方なら、あんこの美味しさを心行くまで味わうことができるようかんは、ふとした拍子に食べたくなる一品ではないでしょうか。
「ジャズようかん」は、これまでの羊羹のイメージをガラリと変える、美味しいだけではなく見た目も楽しむことができるようかんです。

ジャズようかんの特徴は、まるでピアノの鍵盤のような見た目にあります。
鍵盤に触れればピアノの音が聞こえてきそうなほど白鍵と黒鍵のコントラストが美しい仕上がりとなっており、一目見ただけではようかんとは思えないクオリティーの高さをしています。
このピアノの鍵盤のような見た目がSNS上で話題となり、幅広い世代から「食べてみたい」と言われるようになっています。
ピアノの鍵盤の下には黒いようかんにいちじくの断面が見え、どんな味わいなのか興味を誘います。

ジャスようかんの歴史・由来とは

ジャスようかんは2014年に湯布院で誕生しました。
一度見たら忘れられない見た目のインパクトと、繊細なハーモニーを奏でる今までにない洋風ようかんの美味しさが話題となり、現在では「湯布院 ジャズとようかん」の看板商品となっています。

ジャズようかんがあればどんな場所にいても音楽が聞こえてきそうですし、音楽を聞きながら食べればもっと美味しくなること間違いありません。
ジャズ特有の遊び心と和菓子として私たちになじみ深いようかんを融合させ、既存のようかんとはひと味違う、モダンなスイーツに仕上げてあります。

ジャズようかんの気になる原料とは

ジャズようかんの主原料は、国産の小豆です。
そこに沖縄産の黒糖を混ぜ込んで、コクのある甘さに仕上げています。
ピアノの白鍵の部分は、白いんげん豆で作ったあんで作られています。
ここまでなら今までにもあったようかんの製法ですが、ここへ赤ワインで漬け込んだドライいちじくを加えることで、フルーティーで芳醇な香りとプチプチとした食感を楽しめるようになっています。

ようかんと言えば、濃い日本茶や抹茶と一緒に食べるものだと思っている人も多いのではないでしょうか。
ジャズようかんは赤ワインの風味が活きており、コーヒーやワインともよく合うのが大きな特徴です。
音楽が好きな方だけでなく、コーヒーやワインが好きな方への手土産にぴったりの一品ではないでしょうか。

また、季節限定でさまざまな味が発売されるのも、人気の理由のひとつです。
「クラシック」がスタンダードなジャズようかんですが、冬季にはクーベルチュールチョコレートを白あんに練り込み、3種類のドライフルーツを混ぜ込んだ「ショコラ」が人気で、リピーターを多く獲得しています。
また、春季にはドライストロベリーとイチゴのピューレを白あんに練り込んだ「ストロベリー」が発売されました。
甘酸っぱくもさっぱりとした、ようかんの新しい可能性を感じることができるのではないでしょうか。