高級食材を模したチョコレート
世界三大珍味に入っているトリュフというきのこの一種は、黒くて丸い塊のような形をしています。
黒いダイヤと呼ばれるほど貴重な食材で、なかなか口にする機会も少ないですよね。
でも、お菓子のトリュフならあなたもきっと食べたことがあるはずです。
チョコレート菓子のトリュフは、高級食材のトリュフをイメージして考えられたものだと言われています。
初めてトリュフが誕生したのは1895年のことで、その後ロンドンで最も古いチョコレート店のプレスタという店で販売されるようになったことで世界的に知名度が広まったお菓子です。
ちなみに、このプレスタというお店は老舗のチョコレート店としてイギリス王室の方々御用達のお店なのだとか。
トリュフが最初に販売された当時のオリジナルレシピは現在でも購入可能で「ナポレオン三世のトリュフ」という名称で販売されているそうです。
当時はどのようなトリュフだったのか、僕もいつかイギリスを訪れることがあれば一度試してみたいと思っています。
参考:トリュフチョコレート
トリュフの特徴
現在世界各国で作られているトリュフは、大きく分けると3種類あります。
アメリカのショコラティエが開発したアメリカントリュフ、液状の材料にチョコのコーティングをしているヨーロピアントリュフ、賞味期限が短いスイストリュフがあります。
いずれも異なる製法で作られるため、食感も全く違います。
僕が個人的に好きなのは生チョコトリュフです。
口の中に入れるとトロトロと優しく溶けていく感覚がとても好きで、本当に高級なチョコレートを食べているという感じがします。
コーティングの仕方によってかなり違う味や食感を楽しめるのも良いですね。
トリュフのレシピ
トリュフは一見すると超高級なチョコレート菓子というイメージがありますが、実際に作ってみると意外と簡単なものです。
僕が言うのもなんですが、女性から男性へバレンタインデーの贈り物にする際にはぜひチャレンジしてもらいたいと思います。
料理が苦手!という女性でも簡単に作ることができるので頑張って作ってみてください。
まず材料は板チョコ2枚、生クリーム50mlがあればOKです。
香りづけに洋酒少々があれば大人向けのプレゼントとしても良いと思います。
まずはチョコレートを細かく割って、湯煎で溶かしていきます。
お湯の温度は60度くらいに調整してください。
時間がかかるかもしれませんが、溶けだすとあっという間にトロトロになります。
生クリームを混ぜてかき混ぜて冷蔵庫で30分くらい冷やしてください。
だいたいスプーンですくえるくらいに固まったら、スプーン1杯ずつすくってクッキングシートをひいたバットの上に落とします。
更に冷蔵庫で冷やしてもう少し固くなったらラップで形を丸く整えて完成です。
後は好きなコーティングを施しますが、同じ板チョコレート、ココアパウダー、ホワイトチョコ、粉砂糖などがおすすめです。