「私を元気づけて!」という意味のお菓子
ティラミスといえば、なんとなくバブル期を代表するお菓子のようなイメージがあります。
これは日本でティラミスが一大ブームになったのが1990年代のいわゆる「イタメシ」ブームが起こった時期であったためで、そのためなんとなく今「ティラミス」という文字を見るとあの頃の狂騒を思い出すという人もいたりします。
しかし日本においては紹介された時期が遅いティラミスですが本場イタリアにおいては1960年代頃には既にその原型となるお菓子は作られていたといいます。
ティラミスはマスカルポーネチーズに卵黄をミキサーで合わせ、そこに卵白を加えてふっくらしたクリームを作り、そこへスポンジやカカオ粉をつけて作っていきます。
ティラミス(Tiramisu)という名前についてはいろいろな説がありますが、一般的には「Tira(持ち上げる)」「mi(私を)」「su(上)」という3つの単語を組み合わせた「私を元気づけて!」という意味として通っています。
今だからこそ見直したいティラミスのおいしさ
バブル期のブームが去ったあとは一時的に人気がなくなったティラミスですが、現在では少しずつ価値も見直されてきたようでコンビニスイーツでもよく見かけるようになりました。
ティラミスは他の洋菓子と比べて歴史が比較的浅いものなのですが、その完成度は非常に高くお店やお菓子職人の腕がはっきり出てくるお菓子の一つと言えます。
大人のスイーツティラミスの価値を今一度多くの人に見直してもらいたいところです。