
鹿児島名物!かるかん
鹿児島銘菓として親しまれているかるかんは、某羊羹の形をしている人気和菓子です。
その歴史は1686年頃まで遡り、薩摩藩において藩主の食事にも出されたという一説があります。
正に鹿児島を代表する歴史的な銘菓として、現在に至るまで幅広い人々から親しまれています。
かるかんの名前の由来には諸説ありますが、軽い羊羹のようなお菓子であることから略してかるかんと名付けられた説が有名です。
蒸しパンの製法を元に作られたお菓子ですが、切り分けた形が羊羹に似ていることもかるかんの名前がつけられた理由と言えるでしょう。
その軽い口当たりから子供から大人まで人気の甘味で、甘い物が苦手な人でも食べやすい和菓子として愛されています。
自然薯で疲労回復効果もあり
かるかんはただの美味しいお菓子としてだけではなく、疲労回復効果があることでも有名です。
かるかんには自然薯がこれでもかと加えられており、滋養強壮に最適。
食べれば食べるほど免疫力がアップするなど、様々なパワーを持っています。
その為小さなお子様のお菓子としてはもちろん、疲れやすい中高年にもぴったりのお菓子です。
口当たりが軽いため甘い物が苦手な人でも食べやすく、蒸しパンのような感覚で食べられます。
地元ではかるかんを取り扱ったショップが複数店舗あり、それぞれのお店でこだわりの軽羹をゲットできます。
個別包装されていて1コから購入できるお店もありますので、現地で食べ歩きしたい方にもぴったりです。
使われている素材や製造方法などお店によっても異なる為、それぞれのお店のかるかんを食べ比べする楽しみ方もあるでしょう。
かるかんまんじゅうも人気
かるかんは自然薯がタップリと使われているからこそのもっちりとした味わいが特長のお菓子ですが、そんなかるかんをリスペクトして作られた、かるかんまんじゅうも人気です。
かるかんの生地を使って作られたもっちりとしたおまんじゅうは、あんことも相性が抜群。
和菓子が好きな方の心を掴んで離さない、絶妙なハーモニーを奏でるお菓子です。
お店によっては粒あんを入れている所もありますので、好みに合わせて選ぶと良いでしょう。
お茶とも相性が良いためホッと一息する際のお供としてはもちろん、サイズがちょうど良いためお土産用としてもぴったりです。
中身はこしあんが使われているものが多く、素朴な味わいで甘い物が苦手な人でも気軽に食べられます。
通常のおまんじゅうに比べてカロリーもずっしりとしていますので、2つ食べるだけでもお茶碗いっぱい分程度のカロリーになります。
一口サイズで食べやすい商品が多いですが、その分食べ過ぎてしまわないように気を付けましょう。