昔は保存食だった?
僕が子供の頃から大好きだったのがプリンです。
ほろ苦いカラメルソースとプルプルの甘いプリンの相性が抜群に良くて、母親が作ってくれるプリンが大好きでした。
プリンと言えば甘いお菓子として定番ですが、実はプリンの起源は保存食だったと言われています。
プリンは「プディング」と呼ばれており、日本に伝わってきた時に「プリン」と聞こえてしまったため、現在でもこう呼ばれているそうです。
元々プディングは5世紀くらいに誕生したと言われており、パンのクズや小麦粉、卵、果物などを色々混ぜ合わせて蒸し煮した家庭料理だったそうです。
上手に保管していれば1年くらいは保存できたと言われており、当時は船乗りの保存食としても重宝されていたそうです。
その後18世紀頃にフランスで現在のプリンとして定番になっているカスタードプリンが考えられました。
お菓子としての歴史はこの頃からようやく始まったと言われています。
参考:カスタードプディング
プリンの特徴
プリンはカスタードプリンが最もオーソドックスなタイプですが、色々なバリエーションがあるのが大きな特徴だと思います。
例えばクリームブリュレはカスタードプリンとほとんど同じで、砂糖をバーナーなど焦がすことで独特の風味が楽しめます。
僕が大好きなプリンアラモードは、果物や生クリームをトッピングすると豪華なデザートへと変貌します。
ちなみにプリンアラモードを開発したのは横浜のホテルが初めだったそうです。
世界中で独自のプリンが考案されているのも面白いところだと思います。
プリンのレシピ
日本では簡単にプリンを作ることができるプリンの素が市販されていますが、材料さえあれば自分でも美味しく簡単に作ることができます。
材料は卵3個、牛乳500cc、砂糖100g、バニラビーンズ1本、生クリーム200ccがプリンの分です。
バニラビーンズがなければバニラエッセンスでも良いです。
カラメルソースは砂糖大さじ6杯と、水大さじ3杯で、2:1の割合を覚えておいてください。
まずは容器にカラメルソースを入れるので、カラメルソースから作ります。
砂糖と水を混ぜながら煮詰めると、茶色っぽく変化してきます。
水あめくらいのトロトロ加減になったら容器に入れておきましょう。
プリンは砂糖、牛乳と生クリームを混ぜてバニラビーンズを入れて火にかけます。
砂糖が溶けたら火を止めて人肌くらいまで冷めたら卵を入れてください。
これでプリンの液体が完成したので、カラメルソースを入れた容器に流し込みます。
レンジ500wで2分くらい加熱させます。
揺すってみて液が流れないようなら完成です。
加熱時間はレンジによって違うので、様子を見ながら調整することをおすすめします。
生クリームや果物をトッピングしてプリンアラモード風にしても美味しいですよ。