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見た目も楽しめるフルーツ大福

フルーツ大福の歴史は、いちご大福から

フルーツ大福の歴史は、いちご大福から始まりました。
いちご大福は多くの人が知っていると思いますが、いちごが大福の中に包まれている和菓子で、いちごの酸味と大福のしっとりとした甘みがマッチしたとてもおいしい和菓子です。

いちごは丸ごと1粒入っていることが多く、食べ応えもあるのが特徴です。
古くからある和菓子なのかと思いきや、いちご大福が生まれたのは昭和後期らしいので驚きです。
甘さの中に酸っぱさがある新しい和菓子の形として、いちご大福は瞬く間に人気になったらしいです。

そんないちご大福は今でも多くの人に好まれており、ここを起点に「さまざまなスイーツを大福に入れるのも良いのではないか」という考えからフルーツ大福が作られ始めました。
今では、いちご大福だけではない、旬の果物を使用した大福が店頭でよく見られるようになりました。

フルーツ大福の原料を解説

フルーツ大福の原料は、まずは何といってもフルーツです。
キウイやオレンジ、桃など、さまざまなフルーツが大福に使われています。
どのようなフルーツを使うかは決まっておらず、お店によって使っているものが違います。

また、フルーツはそれぞれの種類によって旬の季節があるため、時期によってもラインナップが変わるのが特徴です。
現代では農業技術の発展によりオールシーズン食べられる果物も増えましたが、やはり旬の果物は旬だからこその旨味がギッシリ詰まっているのが特徴です。
季節限定商品ではなくても、その時々の旬の果物をチョイスして注文すればより美味しく食べられるかもしれません。
こうした季節による違いを楽しむのも、フルーツ大福の醍醐味と言えるでしょう。

フルーツだけでなく、大福生地にこだわっているお店も多いです。
使用されている餡についても、北海道産の小豆を使用したり白あんを使用したり、フルーツ大福ならではと言えるような工夫がどのお店でも施されているのです。

フルーツ大福は断面が映える

フルーツ大福が人気な理由の一つに、「断面が可愛い」というものもあります。
もちもちの大福を半分に切ると、まるっと包まれているフルーツも綺麗に半分になり、瑞々しい断面が大きく見えるスイーツに早変わりします。

食べ物ですからもちろん味を楽しみたいものですが、和菓子はその見た目を楽しむのも醍醐味の一つです。
フルーツ大福は、果実をそのまま利用した華やかな和菓子としても人気を集めているのです。
色鮮やかなフルーツが可愛い生地で丸くやわらかく包まれている様子は、まさに「映え」にふさわしいお菓子と言えるでしょう。
和菓子の中でも、特に若い人に人気のある和菓子と言うのも頷けます。