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アイス

アイス

大昔から存在していた冷菓

夏に必ず食べるスイーツといえば、アイスですよね。
北海道では寒い冬でも暖かい室内でアイスを食べる人も多いらしいですよね。
今では一年中食べられるスイーツですが、昔は冷凍技術がなかったので天然の氷がある季節しか楽しめなかった貴重なスイーツでした。

アイスの原型と思われる習慣は実は紀元前からあったと言われています。
その頃は乳を氷や雪で冷やして蜜をかけて食べていたそうです。
当時は今のようにスイーツとして食べていたのではなく、疲れを癒すための食品として活用されていたそうです。
アイスというよりも、シャーベットに近い食べ物だったのではないかと推測されます。
また、中国で食べられていた乳を凍らせるアイスミルクが、シルクロードを介してイタリアに伝わったという説もあります。
この頃は天然の氷または雪がなければ作ることができない時代でした。

その後、水に硝石を入れることで急激に温度を下げることがわかり、現在のアイスが作られるヒントになりました。
現在のアイスに最も近いと言われているのがセミフレッド(半解凍状態になっているデザートのこと)のズコットだったと言われています。
当時はオレンジやレモンなど果物やナッツ類を使用したシャーベットが上流階級の貴族たちの舌をうならせていたそうです。
17世紀にはフランスでアイスが販売されるようになり、一般市民にも親しまれるようになりました。

日本にアイスが販売されるようになったのは明治初期で、当時はあいすくりんという名称で販売されていましたが、非常に高価だったため庶民にはあまり受け入れられませんでした。
当時は函館から天然水を、富士山からは氷を仕入れて作っていたそうなので高価になるのも当然ですよね。
大量生産されるようになったのは大正時代に入ってからだと言われています。

参考:アイスクリーム

アイスのレシピ

昔はアイスを作るのも一苦労だったと思いますが、現在はいつでも購入できるので便利ですよね。
材料を揃えると自分でも作れるのでぜひチャレンジしてみましょう!
用意するのは生クリーム200ml、砂糖大さじ4、卵2個、バニラエッセンスとレモン汁各少々です。
卵とバニラエッセンス以外の材料をボールに入れて、その下に氷枕を敷きます。
ミキサーで泡立てて角が立ったら卵を入れて更に泡立てます。
美味しいアイスを作るポイントは空気をたくさん入れることです。
疲れたら休みながら20~30分くらい頑張ってミキサーで混ぜ続けます。
この作業が一番大変ですが美味しいアイスを食べるために頑張りましょう!
最後にバニラエッセンスを加えて混ぜ合わせて容器に入れて冷凍庫で冷やします。
自分で作ったアイスクリームは本当に格別の美味しさですよ!