1. >
  2. >
  3. 埼玉銘菓!五家宝

埼玉銘菓!五家宝

埼玉_武蔵浦和駅

最近、若者の間でも有名になった五家宝

埼玉県の銘菓である「五家宝」をご存知でしょうか。
五家宝は特に、熊谷市で多く作られています。

実は、この五家宝が最近、若者の間で人気です。
その理由は、若者に人気の芸能人がテレビ番組で五家宝を紹介したことでしょう。
今回はそんな五家宝の魅力をたっぷりとご紹介します。

五家宝の歴史は?

五家宝の歴史は諸説あります。
まず、発祥の地についても、水戸という説もありますし、ただ単に茨城県という説もあるのです。
さらに、群馬ともいわれますし、熊谷や加須とも言われます。

この中で、一番信用できそうな説は熊谷です。
なぜならば、熊谷で収穫できる農産物は五家宝に適している物が多いからでしょう。
その一例をあげてみますと、石原米もありますし、大豆や大麦も五家宝に使えます。
こういったところから見ますと、発祥の地は熊谷である可能性が高いです。

実際に高橋忠五郎という人は熊谷市の生まれですが、五家宝を現在の形に変えたということを認識しておくと良いです。
そのおかげで、今の五家宝があるのでしょう。

五家宝の由来とは

五家宝の由来について、考えてみます。
歴史がそうであるように、由来も諸説ありますので、どの説が本当であるのかはわかりませんが、面白いものを挙げてみましょう。

まずは、一荷棒という木や大豆で作られたお菓子が江戸時代の上武地方にあったのですが、そのお菓子よりも5倍の大きさのものが作られたために五荷棒と言う名前になり、後に五家宝になったという説があります。

次も大きさに関する説です。
お菓子の一本を一箇棒といったことから五本で五箇棒となり、それが変化して五家宝になったのではないかという説で、この時のお菓子の大きさというと直径1寸、長さが3寸ということでした。

五家宝はどんな特徴がある?

五家宝の特徴は、まろやかな自然の甘味でしょう。
きなこの香ばしい風味がその甘さを引き立ててくれます。
このような自然なしつこさのない甘味のお菓子ですと、飽きることなく食べられるのではないでしょうか。

また、さくっとしながらも、もちっとした歯ごたえも独特です。
こういったところが、他のお菓子にない特徴でしょう。

五家宝の原料はシンプルな物ばかり

五家宝の原料ですが、余りにシンプルな物ばかりです。
何と、もち米にきなこ、砂糖、水あめのみというシンプルさなので、菓子職人の腕のみせどころかもしれません。

その作り方は素人ではできない職人技です。
何しろ、材料がシンプルですから、こういったものの素材をいかに活かすかということを考えて職人技を使うのでしょう。

熊谷には、こういった職人技を活かしたおいしい五家宝のお店が沢山あります。
ぜひとも、一度熊谷に行って、五家宝をお試しください。