パリ発祥の人気スイーツ・サントノレ
フランスのパリ発祥の人気スイーツの1つがサントノレです。
846年にパティシエのジュリアンによって開発された洋菓子で、シュー生地にクレーム・パティシエール、メレンゲを合わせたスイーツになります。
フランスでも非常にポピュラーなお菓子の1つで、パーティーを始めご家庭のティータイムなどで出てくる事も珍しくありません。
サントノレはもともとパンとお菓子の守護聖人である聖オノレに捧げられたお菓子としても知られており、由緒正しい歴史的なスイーツです。
フルーツを飾り付けたり、クリームを好みに合わせた変えても美味しい事からご家庭でアレンジを加えやすく、自分好みの味わいを楽しめます。
サントノレは自分でも作れる?
サントノレは手間隙はかかりますがレシピさえ間違えなければ初めての方でも作れます。
まずは材料をしっかりと確認するところから始めましょう。
直径約10㎝のサントノレを8個分作る際には、これくらいの量が必要です。
サントノレはパイ生地部分、シュー生地部分、カラメル部分、クリーム部分と分けて作ります。
パイ生地部分は薄力粉125グラム、バター65グラム、卵黄10グラム、塩1グラム、水30ミリリットルです。
シュー生地は薄力粉150グラム、バター110グラム、卵4個、牛乳と水それぞれ125ミリリットル、塩1.5グラムになります。
簡単に作れるサントノレのレシピ
まずはパイ生地の材料、シュー生地の材料をそれぞれしっかりと混ぜ合わせて、生地を作っていきます。
パイ生地は練り込んだら冷蔵庫で2時間ほど休ませる必要がありますので、最初に作ってその他の作業を行うようにしましょう。
冷蔵庫で休ませ終わったら2ミリ程度の厚さに伸ばしてフォークやピケローラーを使って小さな穴を全体にあけたら、直径10センチの丸型に抜き出します。
丸く抜いたパイ生地の上に、シュー生地をリング状に絞って、ドーナツのような形を作ります。
その後200度のオーブンで30分焼き上げ、良い焼き色になったら生地は完成です。
生地の荒熱が取れたらクリームを塗っていきます。
本格的にサントノレクリームを作りたい方は、カスタードクリームにゼラチン、イタリアンメレンゲを混ぜて作りましょう。
難しい方は普通の生クリームやバタークリームで構いません。
生地にクリームを絞ったら、お好みでラズベリーなどフルーツを飾るのもおすすめです。
クリームの絞り方は自由ですが、立体的に盛り付けるとより華やかに仕上るでしょう。
プチシューを作って盛り付けても華やかな見た目になります。
クリームはチョコクリームなどお好みのクリームに変えても美味しく食べられます。
生地さえ上手くいけばあとは盛り付けだけですので、丁寧に生地を作りましょう。